~カーチェイス草案


クトゥルフ神話TRPGよりユーティリティのカーチェイスの項目(P328)より引用
資料の車両が1920年代アメリカでの適用の為、現在日本での代案を提起する



なお、文中に登場する車種やメーカーが偏って見えるのは気のせいです
 筆 者 の 趣 味 で す 



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【速度変更】
その車両の持続可能な最大速度。車両は最大速度で走ってもいいし、それ以下であればどんな速度で走っても良い。
全ての車両は速度0からスタートし、それから巡航速度まで加速する


※【巡航速度】について
ルールブック上に速度についての記載が無いが道路交通法上、国道での速度制限がもっとも多い50km/h程度が妥当と考える



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【加速・減速】
車両は1ラウンドに「(数字)×4」速度分加速したり減速したりできる。
例えば「4×」メルセデスベンツSSKの場合1ラウンドに最大4速度の加速あるいは減速ができる



※現行の国産車の場合、スピードメーターは軽自動車は140km/h、普通車180km/hまでしかない
また時速180km/hを超えるころから現在主流の電子制御式燃料供給機の場合ガソリンの供給が強制的にカットされるため最大速はそれ以上回転数も速度も上がらない。



※そのため加速1の体感はだいたい時速20km/hくらいだろうと仮定する
参考:軽自動車の高速道路の最高速度は80km/h
また一般的なクルーズコントロール機構の設定速度が80km/hからのため


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【機動の種類について】

ターン→ターンする場合は速度を1以上減速することが必要である。Uターンする場合は常に速度を1まで減速しなければならない。通常の運転の一部なので、自動的に成功する。

高速ターン:【運転】技能を10%低くしてから判定。成功すれば原則なしでターンができる

スピンターン:【運転】技能を25%低くしてから判定。成功すれば車両は横滑り状態で急旋回して反対の方角へ向きを変える。その次のラウンドには速度2で前へ進む。
お前は峠の豆腐屋か。スピンターンは馬に牽かせる車両で行うことはできない。



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【ラム攻撃について】(衝突)
車両は、動いている、あるいは停まっている対象に前から、あるいは車体を横滑りさせて打撃を与える。ラム攻撃は1つの車両あるいは両方の車両に、ぶつかったときの相対的な速度ごとに1d6のダメージを与える。
車両に乗っているキャラクターは速度1につき1d3のダメージを受ける。
※2015年現在、国産車の車両の安全性及び車体剛性の向上を考慮して正直で被ダメにマイナス補正掛けても良い気がする。
(プリテンショナー機能付きELR3点式シートベルト、SRSサイドエアバッグ然り)

※参考:時速60キロ程度で走行し半回転して天井が地面になった車に乗っていた人間は、横転による場合打撲程度で済んだ模様。
ただし、車は全損(横転のためエアバッグは開かなかった。ルーフ破損、要フレーム修正のため。なお車両は全損扱いだった模様。マジで廃車)

※前方からぶつけると衝撃でエアバッグが発動する可能性があるため横方向からの体当たりを推奨する (エアバッグ展開で修理費が全損扱いくらい逝くため)


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【車両のダメージについて】

ダメージが車両の耐久力の半分以上だった場合には、最高速度を半分にする。
車両の耐久力が5以下になると車両は動かなくなる。【機械修理】技能に成功すれば、壊れた車両の耐久力を(1d6+4)回復することができる。

修理に要する時間は回復させる耐久力と同じ数字を時間で表した値である

※この場合1時間単位で数えるのが妥当と思われる
工数1というのが大体1時間にあたるためである、参考までに工数1だと、パンク修理やバッテリーのジャンプはギリギリ工数1に入らず、オイル交換(エレメント含む)でだいたい工数1である。



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※【道路に関するメモ】
2015年現在、47都道府県中交通事故死亡率ワースト1に輝き続ける試される大地では道路整備も進み、右左折専用レーンから、自動車専用道路、また【日本一長い直線道路】(国道12号線)があったりする。
除雪した雪を寄せる為、道道、国道ともに道路幅は広く、路側帯も広めになっているのが特徴である。冬期間は圧雪・ブラックアイスバーンなどの初見殺しの罠が満載。



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【トラブル表】
機動に失敗したり、車両がダメージを受けたりした場合に行う。10よりも大きい結果が求められる場合には、もう2回ロールして両方の結果を使うと良い。


1、タイヤのパンクあるいは車輪に亀裂
修理が終わるまで、車両の速度は1に落ちる
※2015年現在流通しているタイヤのほとんどがチューブレスタイヤのため、実際はパンクが発生しても、バーストしない限りしばらくは走行が可能。


2、エンジンのダメージあるいは馬具の破損
車両の速度が1ラウンドごとに2ずつ落ちて、最終的には止まる。それから【機械修理】ロールに成功しなければ再スタートできない。


3、ガソリンタンクの破裂、あるいは馬の死
2回この結果が出るまでは無視する。ガソリンタンク、あるいは馬を交換しなければならない。
※参考:ガソリンタンク交換で部品代と工賃で10万~30万円程度、部品は在庫が無いのでメーカー発注。船便で最大1週間程度。自走不能に該当すると思われる。


4~6、横滑り
次のラウンドに限り【運転技能】が20%減少


7、尻振り
次のラウンドに限り【運転技能】が10%減少


8、尻振り
次のラウンドに限り【運転技能】が15%減少し、もう1度表に従ってロールする。その結果に2を加える


9、ひどい尻振り
次のラウンドに限り【運転技能】が30%減少し、もう1度表に従ってロールする。その結果に4を加える


10、回転
車両は道路を外れて猛進し、速度1につき1回転する。1回転するたびに車両は2d3ダメージを受け、乗っている者はそれぞれ1d3のダメージを受ける
(ただし、馬が引く車両に乗っていたものは、最初の回転で車両から投げ出され、2d6ダメージを受ける)

自動車の場合はガソリンに引火して爆発する可能性が10%


※なお現代日本では馬に牽かれた車両は道路交通法上【軽車両】にあたり公道を走行する場合は【自転車】と同じ扱いになる



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【運転】におけるロール修正値

・スピン、ターン→-25
・土の道→-20
・大雨→-20
・大枝、岩→-20
・油っぽい、氷結→-20
・雪→-20
・長い下り坂→-10
・タイヤのパンク→-10
・霜→-10
・砂利道→-10
・高速ターン→-10
・夜間→-10
・雨、風→-10
・最大速度で走行→-10
・ハンドリング→車両による
・速度1または速度2→+10



(ルールブック引用)



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※寒冷地仕様車、もしくはスタッドレスタイヤ装着車、4WD/AWD車は悪路や積雪に対してプラス補正を掛けてもいいと思う。というかCOCでカーチェイスやる機会なんてそうそうない気がする!
※というか中の人の仕様上、特に車種指定がなければ4WD/4ATの車で判定する気がする
(現行の流通する国産車の場合ほとんどがCVT(AT)車のため)


※全く関係ないが、土の道の-20より砂利道の-10のほうが運転しにくいと感じるのは私だけだろうか。



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※車両データはルールブックより引用
排気量と駆動は実車の車両データーを参考



★イスパノ・スイザH6
排気量:6,597CC 駆動FR:4MT
最高速度8:耐久力30:ハンドリング7:運転者&同乗者:4+荷台:加速・減速:3×



現代日本で該当する車の候補
(変更点は乗車定員のみ)


トヨタ ランドクルーザー(CBA-URJ202W) 排気量:4608cc 駆動4WD 6AT 参考本体価格500万円~700万円
最高速度8:耐久力30:ハンドリング7:乗車定員7名:加速・減速:3×



三菱 パジェロ(ロング) ディーゼル
排気量:3200cc 駆動4WD:5AT  参考本体価格500万円~
最高速度8:耐久力30:ハンドリング7:乗車定員7名:加速・減速:3×



※排気量と車両の大きさや剛性、取り回しを考慮した結果、3ナンバークラスのSUV系が妥当か



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★メルセデスベンツSSK
排気量:6789CC 駆動FR:4MT
最高速度10:耐久力20:ハンドリング12:運転者&同乗者:2+荷台:加速・減速:4×



現代日本で該当する車の候補



三菱 ランサーエボリューション スペシャルエディション
排気量:1998cc 駆動AWD:SST  参考本体価格500万円~
最高速度10:耐久力20:ハンドリング12:運転者&同乗者:5人:加速・減速:4×



※ハンドリング性能が前者のイスパノより良いが耐久が低かったり乗車定員が少ないことを考慮した結果、5~3ナンバーのスポーツタイプの車両が妥当か
(耐久力が低いのは電子制御部品が多く、高出力が予想されるスポーツカータイプで壊れやすいから…とかか?)



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★フォード モデルA
排気量:3286CC 駆動FR:4MT
最高速度5:耐久力25:ハンドリング4:運転者&同乗者:5+荷台:加速・減速:2×



現代日本で該当する車の候補
(変更点は乗車定員のみ)



ダイハツ ミラココア
排気量:660cc 駆動4WD:CVT 参考本体価格:150万円~
最高速度3:耐久力25:ハンドリング2:乗車定員4名:加速・減速:1×



ホンダ Nボックス
排気量:660cc 駆動4WD:CVT 参考本体価格:180万円前後
最高速度3:耐久力25:ハンドリング2:乗車定員4名:加速・減速:1×



※車両重量の軽さや速度から、現代日本における軽自動車が妥当か。ただし乗車店員は必ず4名で固定される



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★フォード モデルT
排気量:2896CC 駆動FR:4MT
最高速度3:耐久力25:ハンドリング2:運転者&同乗者:5+荷台:加速・減速:1×



現代日本で該当する車の候補



スズキ キャリィ
排気量:660cc 駆動パートタイム式4WD:3AT 参考本体価格約80万円~
最高速度3:耐久力25:ハンドリング2:乗車定員2名+荷台:加速・減速:1×



※モデルAより全体的な性能が劣る点から、軽自動車の中でも走りを追及していない軽トラックや、軽バンなどの4ナンバーのNAが妥当か。そのかわりリアルで最も価格が安い。税金も安い。



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こんなカンジでそうだろうかと妄想。
ただし、現代日本宅でカーチェイスするCOCに巡り合う機会がそうそうあるとは思えない罠
クトゥルフ2015でここのところの改変は入るのだろうか

クトゥルフ2015の内容に追加があることを祈って